ぼっち旅

さすらいバイク乗りで木っ端エンジニアがほざいてます( ´ー`)y-~~

2018年北海道ツーリング⑮5/21 オロロンライン&黄金岬

本当は休みのたびに更新したいのにしてないのは情けないことこの上ないが、今までの流れでは道北での最大級かつ絶対に外せないスポット宗谷岬へ訪れ、事実上のバイクでの到達可能最北端をこの足で踏んだ。 そして同時に日本最北端の銭湯「みどり湯」に訪れ、併設されたライダーハウスで宿泊したところまで話した。

細かいことを言えば道北にはたくさんのスポットがあるだろうけど、気分の問題で北海道を代表する名道の1つ「オロロンライン」を速く走りたかった。 自慢じゃないが自分は気分で生きているので、何よりも気分を優先する。

オロロンライン

オロロンラインは北海道を代表する道の1つで道北から札幌方面にストレートで抜ける事が可能な道。 あるバイク乗りから聞いた話では春や夏のオロロンラインは素晴らしいものがあるが、冬のオロロンラインは強風が吹き荒れる恐怖の道に豹変するらしい。 そのため年越しを宗谷岬で過ごす愛すべきクレイジージャーニーもとい、クレイジーライダーたちは迂回ルートをとるらしい。 自分もいつか挑戦してみたいとは思っているが、筋金入りのぼっち旅なので難しそうだ。 だからといって諦めるとも言っていない。

話がそれたがオロロンラインはこんな感じだった。

ハマナス

待避所に駐車してオロロンラインの景色を背景にバイクを撮影した時、ついでにハマナスも撮影しておいた。 この時期のオロロンラインにはびっしりと路肩にコイツが群生している。

見落としているだけかもしれないが地元で見かけることはないので、特別感があって好きではある。 しかしよく見てみるとトゲトゲとしているので、快走路だからといって飛ばし過ぎてこけると大変なことになるかもしれない。 オロロンラインはサロベツ原野横を走るが、全身で刺激的なサロベツ原野を体験する事になる事になることを約束できる。

利尻富士

この道はサロベツ原野と海岸線を楽しめる最高級の道であり、海の向こうには利尻島がある。 オロロンラインからは利尻富士と呼ばれる富士山に似たシルエットの山を眺めることが出来る。 補足するならば利尻島に向かうには稚内からの船に乗る必要がある。 今回は向かわなかったがいつか行ってみたいものだと思う。

オロロン風力発電所

走っているうちにオロロン風力発電所が見えてきた。 オロロン発電所は28機の巨大な風車が列をなしている。 この場所は非常に人気で多くの旅人や観光客が記念撮影をする。 当然、自分も撮影をしておいた。 なかなか絵になった写真で、お気に入りの1つである。

黄金岬

この日の宿は天気も良い事から夕日を堪能したい理由で、キャンプにすることにした。 風車を眺めながら手ごろなキャンプ場を検索していると留萌に黄金岬キャンプ場があることが分かった。 素晴らしい事に町から適度な距離感を確保し、夕日が美しく無料。 しかも予約は不要。

キャンプといえば炭か薪がほしいということでホームセンターに向かったが、積載力の低いninja250で可能な運搬距離出ない事などの諸事情により断念。 とりあえず夕飯に鮭とビールを買っておくのは忘れない。

黄金岬の様子

黄金岬の様子としてはキャンプ場のイメージを覆すような狭さだが、のどかな水平線を眺めることも出来るし炊事場とトイレも完備している高規格の場所だった。

夕飯

さきほど炭も薪も買うことが出来なかったと言ったが、そんなことで諦める事はない。 海が近くにあるという事は流れつくものがあるという事で、良い感じの流木が転がっていた。 とりあえず流木を徹底的にへし折り砕き、くべてみたところ良い感じだった。 まー失敗したとしてもバーナーもあるしどうにもでもなるんだけど。

鮭とビール

ビールと言っても金麦だが、そんなことはどうでもいい。 最高においしかった。 また来ることは間違いなしだ。

夕景

アルコールきめてしっぽりとしながらタバコをふかして、夕日を眺める。 こんな贅沢があるだろうか。 気分で生きるがゆえに気分が良いなら最高まちがいなしだ。